上田麗奈Newアルバム「Empathy」をオススメな理由。「華やかに色づいた世界」を見せてくれる
🔘「声優」ならではの手法で彩られた意欲作🔘
今回は久々に心から「書きたい」と思う題材でてきたのでいきます。
声優 上田麗奈さんの2ndアルバム「Empathy」です。
2020年3月18日 めでたく発売されまして、けっこう聴きまくっております。
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1枚目のアルバムは「RefRain」というタイトルで2016年12月21日に発売されていますよ~。
上田麗奈 / Debut Mini Album「RefRain」試聴動画
このRefRainは彼女のデビューミニアルバムであるが、「アーティストデビュー作」とは思えないくらいに洗練された良いアルバムなので、今回Empathyを好きになってまだ聴いてないよーって人はぜひぜひ聴いてみてください!
独特な空気感の漂う作風で、いわゆる「アニソンシンガー」さんとは一線を画す感じがあり、よりアーティスティックな方向性の作品だと思います。
それは今回のEmpathyでも、同じ感想を抱きました。
ただEmpathyでは、この「独特な透き通るような空気感」+「少し不器用な等身大の上田麗奈さん」という感じが個人的にはしました。
声優としてこの数年間でいろんなキャラと向き合ってきて、様々な経験をして、声優としてもアーティストとしても1ランク上のステップにきた。
その経験がEmpathyに還元されて、より彼女の世界観みたいなのが広がったのかなと思いました。
とはいえ、「広がった」だけで【一本芯の通った上田麗奈の世界観】はまったくぶれていない。
そういうのは好き。
とりあえず1曲目「アイオライト」PV です!
この【アイオライト】「とトラック10【Campanula】は上田麗奈さん自ら作詞を手掛けた曲で、【アイオライト】は前作RefRainにはあまり無かったポップな曲調が印象的でした。
【アイオライト】からトラック5【いつか、また。】までの曲はただポップなだけではなく、リズミカルなR&B要素もあり、そこに上田麗奈の透明感ばつぐんのボーカルが乗ることで独特の世界観を生む事ができていますね。
バンドのボーカルさんとかでタマにいるんですが、「その声で曲の世界観をばーんと色ずけてしまう人」
ちょっとジャンルの違う音楽なんだけど、その人が歌うとやたら統一感がでて同じ世界観を作れてしまうボーカル。
いつの間にか上田麗奈さんもそういう存在になりつつあるのかも。
ま~当の本人はインタビュー記事などを見るかぎり、歌うことに関してはまだそこまで自信を持てなくて(彼女は元々歌うことがちょー苦手?というか嫌いな人だったらしいです)アーティストとしての「上田麗奈」像を追い求めてるところですかね。
2020年7月23日に「なかのZERO大ホール」にて、彼女自身としては初のライブも開催されるのでコレも要チェックですね!
行ける人がめちゃうらやましいです。
まだ26と若いですし先が本当に楽しみだ!
うえしゃま、関西方面でもそのうちお願いいたします!
具体的に「声優ならではの手法」とは?
ここがこのアルバムの面白いところであり、上田麗奈さんならではのポイントなんですね。
曲の作り方がちょっと特殊で
【どの曲も彼女が今まで声優として演じてきたキャラクターたちに対して、彼女自身が共感した部分をすくいとって、それを歌を通して表現しようという気持ちで作った】
手順でいうと
【まず上田さんが「私はこの作品のこのキャラクターのこういうところに共感しました」というリストを作り各作家さんに送る。
そのうえで各作家さんに書いてもらった歌詞に対して、ニュアンスを変えてもらったりして上田麗奈さんの色をいれつつ。
そういうディスカッションをくりかえし完成】
いろんなキャラを演じる声優さんや役者さんじゃないとできないチャレンジでいいですよね~。ただ、
あくまでキャラクターに共感した気持ちを歌にしたもの
なのでキャラソングではないんですよー。
キャラソングだと彼女が「ミュウ」役を演じたカリギュラシリーズみたいな事ですよね。
いや、アレもめちゃくちゃ素晴らしいアルバムで、上田麗奈さんのボーカルがエモすぎて聴きまくりですよ。
詳しくは別記事でシリーズ化して書いてるので、上田麗奈さん最近気になった人とか是非みてください!
今回はここまでにして、このEmpathy
についてはまだ書き足らないのでまた次回とかあると思いますので、良かったらまた目を通してくれるとうれしいですです(*‘ω‘ *)
では、ありがとうございました!
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