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うえしゃま、こと上田麗奈 新作『Nebula』リリース! ファーストインプレッションレビュー

 『Nebula』がオススメな理由

『Nebula』は攻めの姿勢と感じました。素敵

2021年8月18日無事発売されました。

うえしゃまの自身3枚目となるオリジナルアルバム『Nebula』

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引用元:上田麗奈Lantis website https://lantis.jp/reinaueda/

 皆さんこれから聴きまくりの生活になるわけですが、とりあえず筆者ゴーストがツルッと最初に聴いた時に感じたことを書いていこうと思いたちまして。

ちなみになるべくいろんな情報をシャットダウンした状態で一度聴きたかったので、事前にネット上にでていたうえしゃまの曲に関するインタビューはあまり見てないです。

これからゆっくり見ようと思います! 

 

さて、このアルバムを聴いて「攻めの姿勢」を感じたんですね。

 

攻めといっても曲調がオラオラー!とかズンズンドカドカーー!!とかそういうコトじゃなくて作品に対する情熱とかですね。

無難なところに落ち着かずにアーティスト本人がやりたい事をやってるなーと素直に思いました。

筆者ゴーストはそういう「時にエゴイスティック?なところ」がある作風がすごく好みで、今回Nebulaがそういうふうに感じたので嬉しいのです。。。

 

ファーストインプレッション

とりあえず最初に聴きだした時の感想をいきます。

思い出しながらと、、

Lantis公式youtubeチャンネルより

www.youtube.com 

一曲目【うつくしいひと】からしっとり始まりましたね〜。

タイトル通りのうつくしくも包容力も感じさせるキレイな曲できましたね〜、一曲目!

いや素晴らしい景色が見えてくる。

 

二曲目【白昼夢】始まりました。

チャーン!♪

うおっっつ!

いきなり不協和音からはいるインパクト大のイントロにけっこうびっくりしましたw

そして0:55あたりのの部分のコレぞ上田麗奈というべき表現力にゾワっときました。

ここらへんがやっぱり優上田麗奈のオリジナリティって感じがするんですよねー!

 【うつくしいひと】とテンポ感とかこそ似てるんですけど、曲の雰囲気は違います。

表の顔と裏の顔みたいな、そんな印象も受ける二曲かな。

 

そしてインスト曲の【Poeme en prose】

これもなんかビックリしちゃいましたねー!

ビックリした人、多いんじゃないでしょうか!?

すごい恐ろしさと不思議さと、狂気と狂喜も入り混じったなにかを感じましたw

左右にパンが切り替わりながらの効果音的な音も印象的で。

とにかく聴いてみてほしいです!

 

と、このままだと軽い全曲レビューみたいになっちゃいそうなので短めでいきます。

次の【Scapesheep】ではダンス、テクノ系のエレクトリックビートに淡々と、かつ冷ややかなうえしゃまの歌声が乗る。

これはこれで新しい。新境地。

ただ、無感情で淡々と歌ってるのかと思いきやソレだけでは終わらず、やっぱりところどころ感情的になってる風のパートが出てきたりして、エフェクトで声いじってたり。

その感情の揺れ幅がすごい大きくて、、

 

ネガティブな、怒りだとか憤りみたいな感情を読み取れた記憶があります。

シッッ!とか

なんかクセになる魅力がある曲ですね。

 

五曲目アリアドネは最初けっこうインパクトあって、自分の中ではミニアルバム『RefRain』収録の【車庫の少女】と共通する部分がありました。


www.youtube.com

 音楽的なところでリズムが三拍子っていうのはもちろんあるんですけど、なんか曲のもってる世界観だとか、うえしゃまの歌のニュアンスとかもそうで「おっ!きた!」と思いました。【車庫の少女】もめっちゃ好きなんですよねー。

 

そして二曲目から次の【デスコロール】まではどこか悶々とした、どちらかというとネガティブ人見知りうえしゃま像が自然と見えてくる気がしてw

 

いや、うえしゃまが歌うマイナー調暗めの曲は個人的にメチャクチャ好きだし、コレがないと上田麗奈は成り立たないとさえ思っているので誉めてます!讃えてます!

これからもお願いします!w 

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引用元:上田麗奈 Lantis website https://lantis.jp/reinaueda/info.html

 そして七曲目プランクトン】あたりからアルバムの流れが少し変わりだした!?かな。

このプランクトンはめちゃオシャレで、ちょっと歌メロ、伴奏ともに懐かしさみたいなのもあり「あー!ザ・シティーポップきたー!」

と思いました。

デスコロールとはまた違った心地よさが漂っており、名曲だなーと思い聴いてました。

これはうえしゃまが作詞も手がけております。

 

次の【anemone】なんですが、面白いなーと思う事が一つあってですね。

アルバム発売前にこのanemoneだけ先行してPV発表してたので何回か聴いてたんですね。 


www.youtube.com((anemone PV))

 で、これ単体で最初聴いてた時と、アルバム全体通して聴いた時のanemoneの印象が全然違うんですよね。  

 

アルバム通して聴いた時の方がすごく力強い曲な気がして、これが【anemone 】本来の姿なんだなと感じましたし、Nebulaがよ~く全体像をイメージしながら作られたコンセプトを大事にしたアルバムということが伝わってきた気がします。

 

anemoneからの後半三曲に関しては、様々な曲調のなかからわりと一貫性のあるメッセージが込められてるんだと思うんですが、曲自体からも何となく伝わってきましたし、うえしゃまの歌にもこのへんから迷いや不安みたいなのが無くなってきてる気がします。

 

ちらっとうえしゃまが話していた事で、仕事でなのかプライベートなのかはわからないんですがスランプに陥っていた時期があったと。

(仕事でモヤっとしていた事があったとインタビューで判明)

まー挫折して、「なかなか物事うまくいかない、なんで自分はこんなできないんだろう」みたいになってたんだと想像してますが。

そのスランプをみごとに克服できたというよりも、「今の自分でもコレだったらやっていける、そんなに無理しなくてもこっち方面なら自分も得意かも!」

みたいな感じでうまく思考を切り替えることができるようになったんでしょうね。

焦らなくても、ゆっくりでいいんだよ、と。

 

このNebulaを制作するにあたって、そういう経験がかなり影響してるみたいです。

アルバムの流れがまさにその縮図のようになってますよね。

 

「Nebula」のテーマ。逆境をチャンスに変える! 

 

とても可能性のある素晴らしい言葉と思います。

 

「Nebulaについてはもう少し書きたい事があるんですが、とりあえずファーストインプレッションという事でこんな感じで締めくくりたいと思います。

ここまでお付き合いありがとうございました!

良かったら別の記事も見てもらえると嬉しいです。

では!!

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