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シティーポップ考察②ゴースト的おすすめCD 早見沙織『シスターシティーズ』前編

早見沙織さん『シスターシティーズ』は万人におすすめできる名盤

 

 

早見沙織さんの「ザラメ」に「ズキューン!」された日のこと

ある日の夕暮れ時でした。

なんとな~くPS4を立ち上げ、ゲームをするでもなくSpotifyを起動し、用事をしながらうえしゃまの「Empathy」を聴き終えて「何かほかにいいのあるかな~」

なんて思いながら見ていると、、、

うえしゃまの関連ででてきました。早見沙織さんの、

 

『シスターシティーズ』

 

早見沙織/シスターシティーズ

早見沙織/シスターシティーズ

  • アーティスト:早見沙織
  • 発売日: 2020/03/25
  • メディア: CD
 

 

あと、『JUNCTION』という2ndアルバムも名盤!おすすめです!

興味あればぜひどうぞ!

 

早見沙織/JUNCTION (通常盤 CD/1枚組)

早見沙織/JUNCTION (通常盤 CD/1枚組)

  • アーティスト:早見沙織
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
Amazon

 

ジャケットはイラストレーターのITSUMOさんの書き下ろしです。

とても素敵な、それこそ「シティーポップ」

といった感じのイラストで、初めて見た時にグッとひかれるモノがありましたよ!

 

いや正確には、1番はじめに聴いたのが「ザラメ」でしたのでアルバムではなく「ザラメ」の曲がおすすめででてきたのかな?

とにかく「ザラメ」をなんとな~く再生してみたんです。

 

「ズキューン!!」

 

ゴルゴに撃たれたわけではございませんよ。

遊び心が過ぎましたww

 

とりあえずなんか、心を動かされたワケですよ。

自分にとってはこのファーストインプレッションが「ザラメ」だったのは結構大きかったかもわかりません。

 

そもそもこの『シスターシティーズ』というアルバム自体が、「様々なクリエイターさんと早見沙織さんのコラボレーションアルバム」であり、全体的に少し変わった毛色の作品なんですが「ザラメ」はその中でも異色な存在感を放っています。

収録曲の中でいちばんシンプルでいながら、いちばん尖った曲なんですよね。

個人的には。

 

『ザラメ』

作詞:早見沙織

作曲:NARASAKI

 


早見沙織「ザラメ」Creator's MV

 

曲調をどう表現すればいいのか、、

CREATORS MVで聴いてみてください。

 

初めて聴いた時には、Aメロの小節数を奇数で中途半端にすることで生まれる意外性に、早見沙織さんの囁くような繊細な歌声が絡み合い、「とにかく不思議な曲」という印象でしたね~。

最初は「ん?変拍子!?」と一瞬思ったりするんですけど、小節を奇数で終わらせて「ん?」と思わせてるだけという。

トリック的な感じで面白いですよね~。

 

でも何回も聴いていると、徐々に曲の全体像が見えてきて、頭がいろいろ理解しはじめます。

そうなると、不思議と曲がスッと入ってくるようになるんですよね~。

 

天気のイイ昼下がりに最適の1曲です。

いかがですか!?

 

②トラック1『yoso』自然に体が動くグルーヴィーなジャズR&B 

トラック1に戻りまして「yoso」です。

『yoso』

 作曲:Kenichiro NishiharaMichael Kaneko

作詞:早見沙織

 


早見沙織「yoso」Creator's MV

 

イントロから印象的なフレーズが聴ける、ジャジーな空気感が素敵。

ナチュラルにいい曲ですね~。

歌のメロディーも非常にオシャレでブルージーでもあります。

 

筆者はこの曲、ドラムの金物類、特にハイハットの使い方が好きだったりしますね。

Aメロの途中からハットで16分を刻みだすんですが、体が勝手に踊りだしちゃいますねw

いや、ホントにリズムが心地よいです。この曲は!

そしてそのリズムに乗り、、イントロで出てきたフレーズがリードフレーズとなって、曲全体をひっぱっていきます。

 

歌詞は「よその街に来た旅人」みたいなイメージらしいですね。

このアルバム自体が、早見沙織さんにとって新境地に降り立つという意味合いが強いことから、「旅」というのが一つのテーマとなっているみたいなんですよ~。

そうやって聴いてみると、イントロのメインフレーズなどから、「これから始まることへのワクワク感」だったり「期待」みたいなモノを感じましたね~。

 

それと同時に早見さんの歌うメロディーからは、「見知らぬ世界に対する不安」みたいなモノも入り混じっている感じがして、その影がアクセントとなり曲の魅力を高めていると感じましたよ。

 

まさに「シティーポップ」と呼ぶにふさわしい名曲だと思いますので、ぜひ聴いてみてください!

一応書いとくと、筆者がよく紹介している上田麗奈さん」早見沙織さん」もほぼ全曲Spotifyなどで聴けますので!

 

③トラック2 『mist』エレクトリックで不思議な浮遊感

『mist』

作詞:早見沙織

作曲:Masaru Yokoyama

 


早見沙織「mist」Creator's MV

 

この「mist」はアルバム中でいちばん浮世離れしたというか、独特の幻想世界が広がっていくイメージがありましたね。

なのでリズム隊とかも生ドラムなどの音は入れずに、エレクトリックな感じや効果音的なところでとどめているかんじですね~。

 

作曲者の横山さんが個人的にボイスレコーダーで録音した自然の音(芝生を踏みしめる音や水の流れる音など)をサンプリングして、リズム隊の音に混ぜたりと、なかなか興味深いこともやっているみたいですよ~!

 

早見沙織さんの歌には、「何者にも縛られない、自由にどこへでも飛べるし、何でもやれそう」みたいなフリーダムさを感じてしまいますね~。

 クリエイターズMVも、すごくアートな側面を感じることができてポップさもあり、

一見の価値ありです!見てみてください!

 

今回はここまでにして、『シスターシティーズ』の感想は二部編成でいきたいと思いますw

次回は筆者イチオシの「遊泳」から書いていきたいと思います。

 

見て頂きありがとうございます!

また、よろしくおねがいします!

では(*゚ー゚)ノシ